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2011年10月

2011年10月16日 (日)

心のかたち 魚のかたち

「買えないモノが買いたい」「飼えないモノが飼いたい」自然を小さく再現しようという愚かなエゴイストのエモーショナルはアクアリウムばかりではない。
アクアリウムって盆栽と同じ様に活きたジオラマだと思ふ。ジオラマって模型の世界だが活きた表現を目指すのは活きた海を再現するマリンアクアリウムとあまり変わらなく思う。

ではマリンアクアリウムで究極の魚といえば活きている化石-シーラカンスだろう。
無論、未だに水族館での活きた展示もない。

簡単に云うと今の地球義とは全く違う地形のデボン紀から出現し、地球上で最も強靭な咀嚼力(あのT-REXの倍!!)を持つダンクルオステウスと同時期に生息していた魚。サメの祖先もちょうどこの時期。
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生物スカルプターのシーン・クーパーは世界でも指折りの活きた造型ができるスカルプター。ダンクルオステウスも彼の作品。クラドセラケを追加造型し、ダンクルオステウスの捕食シーンとし、デボン紀の日常のジオラマを創ってみた。っと、ここで更なる欲望が出て来た・・・

「シーラカンスをまるで飼育しているように再現したい!!」

捕食前のシーンを立体化したい。
じゃ、水槽ジオラマ仕立てで底モノ、ハタなどに餌を入れる前のシーン・・・捕食シーンは下側から上の動きがいい。これを再現しよう!! 
この意向をクーパーと打ち合わせ、スケッチから始めた。
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古生代から現われたサンゴを付けたベース。
LR岩陰を思わせる場所から陽が透ける上方の小魚を今にもアタックする瞬間を捉えようとしたシチュエーションをイメージ。

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クーパー作品はマズ頭骨を造り、ボディの量感を木でつくる。

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塩ビ系クレイで全体ボリュウムを整え、ポーズをキメル。

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焼かないと固まらない塩ビ系ネンドだからトコトンモールド追求。
ウロコの流れ、メリハリをつけて活きたディテールをコツコツ入れて行く。

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取り敢えず焼きを入れる前に最終チェック。
さてここから更に活きた表現を施して行く。

活きたシーラカンスモデリング
つづく


人の造りしもの

偶然発見したORP計、使わない手はないので早速つけてみたら・・・
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・・・300切ってる・・・・!!

んじゃ、信憑性イマイチの5in1で2つの水槽調べると・・・
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う〜ム、この数値・・・トホホの水換え決定!!

やっぱ見た目とかカンってヤッパリこのような結果・・・5in1の上はスポンジフィルター改の20cm水槽。下は60cm水槽。
砂ね・・・厚砂で、ある程度いい結果を残したのは天然光モナコ式の時だけだった。それ以外はいい事はなかったケド、厚砂ベントス層の魅力を経験すると1本は砂敷いてしまう。
ベントスの生態が好きでゴカイ、ユムシ、ホシムシ、クモヒトデをベースにヨコエビ、ツノヤドカリ、アサリ、ムシロガイ、など豊富な生物相のベースを創りたかった。

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1/3〜1/2程度の水換え。活きた天然海水、植物性プランクトン、浮遊性プランクトンを水槽に入れた直後は思いっきりプランクトンで濁色になるが、ORPは450を示していた。
この後、間違いなく下がる。止まって〜っとの想いは届かず現実的な数値が示される訳で・・・あれやこれや考え、一度全換水しよか、それとも換水サイクルを短くしよかとかイロイロ考えるうちにベントスイッパイ、プランクトンイッパイの光景に見とれORPの数値の事を忘れてる・・・
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プランクトンのウジャウジャぶりに心が奪われ、水景が落ち着きだした翌日見ると・・想像通りの300台・・
トホホ・・・まっガンバロ。
天然海水頼みのエアリフト濾過ではあるが、水換えしない時は添加剤を入れる・・・消耗というか消えていく物質補給というものだけでも3本・・・4本..5本アレ??っと出戻る度に増えていく(笑。
これら液体の説明を聞くと設計思想がとてもオモシロイ。
海水を作るってホント凄いことなんだなぁと感心させられる。天然なモノを人が創っていくのは神に近づくって事!?で機材の進化と共に楽しめるのが添加剤。
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馴染みある製品から、カッコイイ〜パッケージで買ったものまであるが、この時点で今年の流行りの新製品はないらしい(笑。
しかし殆どがスキマーありきの製品ぽい。天然海水ありきのこの小型タンクにはやっぱシンプルに水換えが一番だなっと感じた。

次回予告
心のかたち 魚のかたち

2011年10月13日 (木)

クマ、心のむこうに

とてもお気に入りだったオレンジクマドリが★になっていた。クマドリとかカエルアンコウ系は死後硬直すると十字架ポーズになる。ボディは真直ぐのび、腕(ヒレ)は垂直に伸びている。普段からこのポーズを見るとドキッとするのだが、パッと見た瞬間ー★になったのが解った。小さな目だが一瞬で解る。海水魚の目ってどうしても楕円型で捕食時、餌を狙う時の目はさらに鋭角楕円。元気なら楕円型なのだが見開いてた。いつも居る場所に居ながらもスグにわかった。いつもながら、ありがとう。ゴメン。
ここ最近は白点も消えビョーキなど出ていなかった。餌のエビ/ハゼが届き、水槽にポチャいれすると反応して追いかけていっていた。数匹は食べていたがナンデ?
水質はNO3:0mg/l、NO2:0mg/l、Ca:450mg/l、KH:8°d、PH:8.3コレ5in1調べ・・・どうもこの紙試薬怪しく思うがそれでも目安的にはなるだろう・・・。たまたま道具入れから発見したORP計で測ろうかとも思ったがウミキノコの満開具合から270以上はいってるだろう・・・カンだけど、10年くらい前のORP計だからナントモ・・・姿が見えなくなった生物ではデカイモエビ・・・?。昔、深夜!?に通ったある海水魚店では魚が不明な死を遂げるとメスで解剖していた。原因をトコトン追求していた・・・がボクには切る勇気がない・・・。通常、クマドリなどはマズ、メスを入れて調べていた。そこで捕食した魚達の消化しにくい頭骨があると出て来ていた。消化時間もあるかもしれないがこの魚とこの魚はマズいかもっというのもわかってきていた。

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Dsc00823クマドリを年単位で飼育していた時の事を想い出し、大きく違う点は水量ーそれに伴う強い水流だろうか。

4ヶ月でわずか2cmから8cmにもなったクマドリくんを丁重に冷凍庫に保存した。
エジプトのマミーのような儀式なのか? 剥製??そこまでは考えず、食す訳でもないが通常、★になった魚、エビ、カニなどは捕食系サンゴにも与え、ヒトツの水槽の一部となったりもするのだが、こんなに大きくなった魚、短期間ながらその変化に驚かせてくれた魚はサスガに無理。しばらくは冷凍庫行きとなる。
そういえば昔、むか〜し、爬虫類を含め冷凍庫が生体だらけになった。今となってはサイテスなどでマズお目にかかれない生体などで溢れかえった。知り合いの骨格マニアが引き取るまでは冷凍庫はアイスクリームも入れれない状態だった。
その後、一部は綺麗な骨格標本、スカルに・・・
キレイに処理されたスカルを見るとジョージア・オキーフの絵のような威厳を感じた。


次回予告
人の造りしもの

2011年10月10日 (月)

死に至る病、そして

爪サイズpart2です。
書き忘れてましたが、60cmに最初に入れたのはニセモチノウオでした。ヒラムシ、シャコガイの害貝退治にこの魚は欠かせません。カーリー対策のペパーミントと共に優れたパイロット生体ですね。
後々の事を考えたパイロットフィッシュはニセモチノウオ、マンダリンをチョイスします。
また肉食魚入れない時はベニゴンベです。あの魚はどんな過酷な環境でもビョーキになった事ないし、水槽たたむ事になってもいつも最後まで居て誰かに引き取られていきます。自分的にはこの3匹は最も丈夫な海水魚になってます。
ニセモチなどに白点が出るようであれば余程水が悪いので、生体は入れません。
自分的パイロットのニセモチ1ヶ月経過、トサカも満開-成長したら何かしら入れるのにワクワクします。
そんな時、海水頼んでるシュリンプさんトコで見つけた爪サイズのハリセンボン(1cm)、何か解らないというフグ(0.8cm)を見つけました。あと5cmのクルマダイ(幼)・・・こんなん見せられると全部購入!! イッキ過ぎ(反省)!!
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フグって尻尾丸めるから届くとホント粒。数ミリのツブでした。もう、連日のプランクトン、ヨコエビ投入ですよ。サスガにフグなので乾燥餌食べてほしくクリルの粉末撒くけどハリセンは完全にヨコエビに餌付いたようで無視。ツブの黒いフグはピンセットで摘んだ自分より大きなクリルの粉にもプヨプヨ近寄ってカジってる。クルマダイも1日で手からクリルを食べ出す大食漢。
写真4枚目はコペ投入後スグの写真。コペ吹雪である(笑。この後、3-4日後にはコペは消える。順調の思えたその時ー!!

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!!!!!!魚ではなく自分が倒れました(笑。
人生初の救急車で運ばれ人生初の入院・・・濃い口醤油が好きで、より自然な天塩が好きなのが仇となり血圧は200をかる〜くオーバー。10代から180超えが常だったからヘーキだったが,
そんな状態を30年以上続けたツケで心臓と脳に異変が起きていた〜!!!
救世主モード突入〜〜〜〜。

知り合いの名医にVIP待遇を受け、無事、帰還。
帰って水槽見るとドンヨリしてる・・魚はヨコになって寝てる・・んっ、クーラーの水流が止まってる・・・って事は30度以上・・ギャ〜。
いつからこの状態だったかは解らない。
デカイシジミが2個とも口を開け死んでいた。シロナマコも果てていた。
だが、魚たちは生きていた~!!!
世紀末モード突入〜〜〜〜〜。

水流はスグに直し、すぐに天然海水を頼むと共に、予備の濃縮天然海水を急造でしのいだ。
だが、フラフラした魚たち・・コンディション的には最悪だ〜!!!
乱世モード突入〜〜〜〜〜。

焦って生体投入はしていたものの、水質検査は毎日していたが、白点も出たり取れたり・・・連日、連日のプランクトン投入ーにもかかわらず、一回り以上は明らかに大きくなったハリセン、クルマダイが★に。やはり、この活き餌に馴れさせすぎると台風シーズンなど海が荒れてる時は餌に不自由してヤバイ。クルマダイはホワイトバードボックスなど低温を好む魚に見られがちな逝きかただった。やっぱ18度がベストだったのかもしれない。

そこで生き残った正体不明の粒太朗の為に造ったのが水作エイトトリプルパススキマー付き15cm水槽。
この¥500で買える濾過器にアクリルパイプ2種で出来てしまう。ウッドストーン入れてもたぶん¥2000-かからない。総予算¥5000-も可能な海水魚飼育(笑!!!。1時間もあれば製作〜無事セットできる・・・造り粗アラ〜〜ご勘弁!!!
(程よい太さの排水パイプはコトブキミニボックス120のシャワーパイプをカットしたものを水作エイトの活性炭ボックスのフタに強引に入れ込んだ)
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これだと餌食い模様が解りやすい。しかも、飼ってた水槽の岩取り出してカチ割るので急激な水質変化もない。環境は狭くなるが魚にとってはいいハズ。

トリコっぽい表皮だったが餌が食べ易いせいか無投薬でスグに大きくなってコイツが何者か解る様になった。犬のような仕草と寝方でおおよその検討はついていたが、ヨゴレであってくれ~っと想ってたのだが、想像通りのサザナミフグでした(笑。コレって50cmにもなるじゃん・・・!!!
あっ、ヨゴレって名前がダメなのか最近はコクテンフグってゆ〜らしい。
おい、ヨゴレ!! おい、ヨゴレ!!って云う方が漫才みたいでオモシロイと思うのだが・・これもイザリウオみたいに差別用語とやらでこうなっちゃったんだろうか?
この魚だけは英名のドッグフェイスっと云うのが最もハマってると思う。
しかし、粒太朗はサザナミフグ!! まっ、とにかく出来る限り健康に育つように新たに水槽をセットした。
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このブログは記録の為にも載せてるがどうも載せると★になる・・・
セット後の経過は順調で0.8cmから3cmになった頃・・・投身自殺なされました・・・15cmだが水深は12cmぐらい・・・元気になり、水作でウヨウヨ住着いてるヨコエビを追いかけてか死のダイブをなされてました・・・この水槽も便所の棚に置いてるので下は便器・・・たまに朝になると餌ハゼくんが入って淡水浴したりするのはあったが、ソコハズレルとイタイ。水槽のフタ、カエリ・・・いるのかな〜。

とりあえずこの15cmは本水槽!?から毎度取り除く紅藻とウミブドウを水作の吸入口に張り巡らしてシステム完了となる。
黒潮の活きた天然海水に含まれる数えきれないプランクトンにやさしくカンタンに設置出来る水作スキマーは潮ダレしないのがウリ。大きなプランクトンは水作の中がそのまま住処となり、ヨコエビなどは繁殖しているようだ。
しかし、この水槽は細波粒太朗がいたからこそ出来たもの。活き餌ケースとして未来へ繋げよう。

次回予告
クマ、心のむこうに

爪サイズー小さな住人たちPart1

特にヤッコ、チョウに多い表記であるが通称「爪サイズ」って表記がある。爪って個人差が激しくあるのだが幅はあまり変わらない。つまり1cm前後のベビーサイズが爪サイズだと思う。
主にヤッコの幼魚に云う場合が多い。一度、サザナミヤッコの爪サイズを完全成魚にした事がある。飼い易い魚だが爪から育てると異様に愛着が湧く。今でも800L水槽が置ければソロ飼いするだろうな・・・
これ以来、「爪サイズ」を見ると衝動買いに奔ってしまう(反省!!)。
小型の水槽でもこの爪サイズを入れると水槽が海に見えてくる。ベビーサイズはホントにカワユイ。今回はどんな事があろうとも画像に残そうと思った。なぜなら、こんな小型タンクでも見つけただけでラッキーでこのまま一生お目にかかれなくケースもあるから・・・!?
餌次第ってトコだけど、プランクトン、アミエビ、ヨコエビ、コペの生体に合った生き餌投入で当たり前ながら餌付けは成功する。ここで連投、隔日投入で環境に落ち着かせる。
実際、ここで餌付かない場合、何らかの理由で疾患があり、爪サイズ生体の場合・・2,3日で☆★がわかる。
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写真はハタかオコゼとの事の身元不明0.8cmっという事で購入。来た時はマッ黒な粒でナンダ、コレ?だったが上記の餌をバンバン投入し、再び姿を見かけた1週間後は・・オコゼじゃん。。。

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2,3週間もすれば2cmを超えてる・・・もともと肉食魚水槽を前提にしてたから良いケド、コレ、すげーデカクなるんじゃ??


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60cm水槽でも、小さ過ぎて滅多にお目にかかれないクマドリのシロとクリーム。写真はすべてシロかもしれない・・・クリームも確認しているのだがライトの影響でよくわからなくなっている・・・
おそらく最初は飼育ケースで飼うのが良いかもしれないが、飼育ケースで長期飼育ができた事がない。
たぶんクマドリだけで20匹は購入ー、飼育してきたが、飼育ケースはどうも相性が悪い。サテライトって便利なケースもあるようだが構造的に潮ダレが気になる・・。今、水槽にはこのサイズ以上の魚いないハズだから放した。・・しかし最後に見たオコゼくん、3cmにも見えた。。が大丈夫だろう。。。がんばってアミエビ、ゴマハゼを探して投入するから、せっせと食べて再び姿を見せてくれたまえ。

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死に至る病、そして


2011年10月 8日 (土)

天然海水とオバチャン?

クラシックなエアリフト底面濾過でしかも厚く敷いた砂・・今更ナンデ!?のシステム理由は・・
(1)放置されたモノの再利用←エアリフト、オゾン添加用スキマーミキサー使う (2)肉食魚を飼う。←強靭な濾過が欲しかった。(3)海草(ウミヒルモなど)を植える←硝酸塩、リン酸対策もあるが4~5cm以上の砂厚を要する。
この3つをローコストにコンパクトにまとめようとしたのだが、7度の出戻り歴を誇る万年素人は店で見るサンゴの魅力、ネットカートでカンタンに買える魅力的サンゴがどこも状態が良く、カラ廻し期間もろくにしないまま、ポチっと購入、、既に初期計画とは全く違うイメージと飼育バランスがコントロール出来ないジョータイ。。。
何度も、何本も海水水槽立ち上げても、どんなシステムでも「我慢」が最も重要だとわかってても、毎度毎度、生体見せられると買ってしまう・・・ダメな自分がある。

そもそも始めた頃は海水魚店って少なかった。今は・・楽しげな店が多く存在する。が、ジツはピークを過ぎて減少シテル事をトアルお店から聞いた。

最近、生体を買うのに水槽環境をマズ提示してからといふ販売店があった。
自然環境のエコロジー問題とアクアリストというエゴロジー(勝手な造語!!勘弁!!)の微妙な位置の趣味だと思うが、新鮮に感じた。そこで販売店側は大まかな判断をし、改善しなければいけない部分をアドヴァイスして生体を販売するとの事。良心と情熱を感じた。
しかしながら想い出すと海水魚店を仕切ってたオバチャン(通常、店主の妻)がやってた事と同じ事に気づいた。マリンアクアリウムの門番のような役割である。ここでオバチャンはイチゲンさんには飼育環境を聴き、立ち上げ早期であればアドヴァイスをし、生体購入を客に諦めさせていた。

海水専門店って昔から小さな店が多い。小さければ小さい程、良心的に感じるのはコミュニケーションが取りやすいからだろう。
店主と客のコミュニケーションが密になり楽しい空間になったり、トラブルが産まれたりの魅力的な世界である(笑。

その魅力に取り憑かれ何度も何度も出戻りする訳だが忘れられない店もある。
天然海水での飼育になったのもオバチャンが番頭?してる創業:昭和36年の店の影響が大きい。ボクが行ったのは1980年代中盤~後半だったと思うが、この頃はベルリンって言葉もなく(あったかも?)、ホビー用海水設備として1に殺菌灯、2にオゾナイザー、3にオゾンミキサー又はプロテインスキマーだった(今とは逆ネ・・・)。
もちろんすべてを取り付けた事は云うまでもない・・・何層も仕切られたウエット濾過槽の上に殺菌灯、水槽サイドのデカイサンダーにはオゾン添加しオゾンミキサーに、さらにウェット槽の最後にはターンズのプロテインスキマーって感じだったと思う。ライトはPG2にトルーって今から考えると随分無理がある(笑。
当時は気張った設備だったと思うが、上手く飼えない。紅海モノを落としていく・・・当時、クラリオンが7マンで買えたがキレイなアズファーっもそれぐらいだった記憶がある。
そこで、オバチャンに相談すると殺菌灯、いらん設備とってウチの天然海水使えば飼える・・・っと。
特に紅海モンを充実させてた店だけに、云われた通りぜ〜んぶとって只のウェットOFに変更するとウソのように飼えた(笑。後から分析するにRMD1台で分岐させすぎたのもあると思う。
余った機材を小型水槽に取り付け、明らかにオーバースペックなアンバランス水槽が2つ出来た。
これに天然海水入れるとどうだろうっと実験したが、オバチャンの予言通り、状態が上がらない。オバチャン曰く、機材はね、人工海水向けのものだからウチの天然海水には合わないっと・・・。
もちろん機材を全否定する訳でもない。生体購入時の環境データ提示という異色のお店により、オバチャンと天然海水の恩恵の事を想い出した。
この後、メイン水槽は天然ってキーワードで天然海水、天然光、サイフォンの間欠水流のどんどんナチュラル派になっていく・・・

ポチっと購入した生体はベタオレンジのキクメイシとベタピンクのコハナガタ。Dsc01050
キクメイシでベタオレンジといふの見た事なかったのでポチっとカートへ。Dsc02523

ピンクのコハナガタは毎度毎度の必須アイテムとして購入したがサイズがデカすぎた。Dsc01045
7-9cm表記でデカイとは思ったがだらしなく伸びれば倍になる・・・。Dsc02212

はじめてサンゴを通販で買ったがオマケもありイイモノに感じた。しかし、これが水量をわきまえず注文してしまう万年素人の「我慢の無さ」で30Lの水槽は混沌としたものになっていく・・・
現在のメンバーをコラル風にアップ(PART2)記録しとこ。
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活きた天然海水で最も感動するのは水換えした日の夜ー。
これは届いた天然海水のコンディションにもよるが、少量のムーンライトで照らされた海水がキラキラとメタリックに輝く。。。プランクトンの発光なんだろうけど神秘的な輝きは見ていてアキない。
暗くなった水槽を見つめる姿は不気味に見えるのか、、「何見てるの気味悪い」っと云われるがキラキラを見せると皆オドロク。
暗闇ながら目で追ってるとコハナガタに捕まり捕食されてるのもわかる。
これ見てると天然海水を定期的に換えるならばどんなシステムでも飼育できると思えてしまう。

活きた天然海水というのは日本ならでわ。
20年前ロスに居る頃、海水の宅配サービスを見た事もある。オレゴンでは海水魚店で海水を売っていた。スバラシイサービスだと思うが活きていない。

昔は天然海水を買うのに20Lのポリタンクいっぱい持ってオバチャンとこ行ってたが、今は通販で保冷剤、保温材付きで送られて来る。スバラシイ日本の海ー黒潮。


2011年10月 7日 (金)

サンゴを造型する part1

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ちょっとタイトル大袈裟。だけど、ナノタンクだから少しでも、スペースを有効に使って行きたい気持ちとイメージに近いレイアウトをしたいもの。またレイアウト変更してしまって置き場が定まらないとか水槽キープしていくと様々な事が起きるもんです。
キノコの場合、そのままコーラル自体を切れるケド、暫くスネられるのも気の毒。でこんな気持ちの場合の岩カット。


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もともとウミキノココロニーだったためカットした状態は悪くない。これはこれでLR、土台に穴が空いてれば差し込めていいかも知れないが、あいにく穴はない。だから水平にカットして安定させて、自然活着させよう。

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スネナイように身を切らないギリギリのとこを見切りつつ、ダイヤモンドカッターでイッキに切る。
トルクフルな高回転ドレメルだから、トレイ〜指まで一直線にカットした土台LR?の粉塵が飛び散ってるのがわかると思う。早技こそが摩擦熱を出さずサンゴを守る。

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ダイヤモンドカッターで切り口を更に削り、水平にならす。ここでもダイヤモンドカッターの精度がサンゴのコンディションを左右する。屑ダイヤ使用のメッキ融着のカッターでは切れ味悪い為、摩擦熱が出てサンゴを痛める。

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熱冷まし。。じゃないけどスポイトを使い飼育水でキレイに洗う。


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おさまりのいいトコ、はじめから狙ってた場所に置く。目安とカンで岩の凸凹に合わせて、凹凸にする事もできる。

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真夜中の突貫工事に迷惑そうなクマくん。大きくなったキミがキノコ倒すから工事したんだよ。。。


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速攻元気にポリプ咲かすキノコくん。ウミキノコって漢方薬って聞いたけど、蛍光のポリプ広げてる姿は最近急激に増えてる毒キノコと並び美しい。
しかし最近テレビでよく見るカエンタケって陸の生き物に見えない・・・
この時期ー毎年、山に入ってキノコ穫ってたケド、あんなの見た事ない。見たら絶対触ってたな・・・

カエンタケ見て想い出したのがカワラフサ。
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カワラフサってトサカだけどキノコ寄り。やっぱハマってるせいか海の生き物って美しい。

2011年10月 5日 (水)

水作でタコ飼育

Tako

「もし海水趣味が本当に手軽にできるならタコを飼ってみたい」

という言葉がきっかけでゼブラオクトパスを飼い始めたのが11年5月吉日。

100aae3f7868c3451fdb475dfa8db28370e C04bf23877f5b16633c0103b471d8a1176d 念願のタコとの生活。ホントはメジロタコが飼いたかったんだけどこれも縁。お世話になっているショップに居たゼブラをまわりに大プッシュされ、飼育開始。

結果的にはゼブラオクトパスでよかったと思う。

餌にはイソスジエビを数匹入れておくだけで腹が減ったら勝手に食べてくれる。

あと良くわからないけどどこかでタコ飼育にはバナジウムが重要という文献を見た気がするので人口海水用に用意していたのはバナジウム高配合のミネラルウォーター。

特に他に書くこともないほどシンプルに飼育できていたのでタコの飼育が難しいと云われる事があまり理解できてない。

蓋も用意してたけどゼブラオクトパスは外に出る事もなかったし。

8月頭頃からあまり外に出てこなくなり、様子を伺うと胴鬢(俗に言うあたまの部分)が破れてかなり弱っている。

飼育自体が初めてなのであまりの衝撃に右往左往した挙句、結局海に還すことに決定。

水槽内で最後を迎えたらトイレに流すことになるのでそれなら餌として食物連鎖の本分を全うして欲しい。この出会いでいろいろ学べた事に感謝して。

「お前をこれから海に還しに行くから」と伝えてビニール袋を用意して水槽の前に戻るとタコの前足(手?)が水槽からコチラに出てる。

涙の握手をしてビニール袋をあてがうとゼブラが自らビニール袋に入った!?

はじめてタコと双方向のコミニュケーションが成立した瞬間。飼い主として誇りに思う。

でもその後はビニール袋にべったり張り付いた蛸を剥がすのに困った困った;;

弱ってても力は強い。ビニール袋はキチンと持って帰らないといけないしね。

その日の夕刻に誠意という名を冠した海水魚店に行っていろいろ話を聞いたら試薬に反応しない亜硝酸などもあるらしくコイツが原因ではないか、と。

蛸の飼育の難しい点ってココなんでしょうねきっと。

2011年10月 1日 (土)

便所でアグア!!の利点!? シャコガイ編

子供の頃、新しい友達の家に行くのがとても嬉しかった。EXPO70以前から海水にハマったヒトツに友人宅の影響がある。飼育法もままならぬ頃でありながらリビングにデカイ、ウミガメ海水水槽を置き、その排水が隣のデカイ風呂場に繋がっていた。風呂場には女の裸の石像があり、ライオンの口から温水が出ている・・・芸術的なタイル絵が描かれた壁面にも水槽が仕込まれている・・・王様の家だ。コイツは王子様だ。あまり近づかんトコ・・・。
当時~80年代まではウミガメも普通に売っていたから、生体には驚かなかったが、釣った小さな太刀魚のような魚が入っていたような記憶がある・・。タライで飼ってたデカイ雷魚と偶然捕まえた八つ目ウナギ水槽が自慢だったボクはこの日から海水水槽が頭から離れなくなった。家でも海の生き物が飼えるんだ・・・。
時はたち、風呂場でアクアは残念ながら一度もできなかったが、便所でアクアはこの時の影響かも知れない・・・単純に置き場なかっただけだけど(泣。
しかし、水廻りのトコに水槽ってのはジツにいい。なんたって水をこぼしても気を遣わない。

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少〜し収まったが25cmを超えるヒレジャコガイ導入初日は水を飛ばしまくりで1日3L位、水槽外へ吐き出した。(やっぱ小さいからストレス感じてるんだろうな〜。申し訳ない)
こーゆー時、水回りだとラク。ここで良かった~とも思うが用をたしてる時だとちぃと困る(汗。
シラナミとは違い、ヨコもあるからこの水槽にはスゲーデカク感じるけど、イメージはコレでgood. コレ、シャコガイをはじめて通販で買ったがこんなにデカイとは・・・27cmくらいある。
いつもサンゴ水槽といふより、魚メインで水槽創ってるからレイアウト歪なんだろな・・・サンゴの置き方も理にかなってないシ(汗。
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以前のコンスピ水槽もやっぱ気がつけばシャコガイ水槽だった。
少し懐かしい写真見てシャコガイで想い出した事がある・・・
この時は水深60cmありながら、やや浅くなった水換え時、シラナミの勢いよく吐き出した水で天井設置したメタハラを2度も割った。
さらに、こん時の水槽でシャコガイ導入時に最もやっかいだったのが、放卵・・・!!
しっかり水合わせした後、中型の新入りシャコガイを入れた途端・・新入りくんは身の危険を感じたのかイッキに放卵!! で、一個が放卵するとそれまで水槽にいたシャコガイも一個、また一個とすべて身の危険を感じてなのかイッセイ射撃!! ヒメシャコもシラナミもヒレジャコも種は関係なくシャコガイ連鎖反応でイッセイ射撃!! 水槽中がイッキに真っ白になる。コレしばらく続くから、写真の個数だけでも600Lの海水が次第にネバネバした白い海水になって来る・・シルダンユウ!?・・ギャーお下劣最悪。。(汗!!!
完全ナチュラル(モナコモドキ)にしてたから、慌ててスキマー設置!! スキマー吹き出しが止まらない。持ってたスキマーすべて投入!! でも、止まらない。。止まらない。。。
この水槽確か600Lだったと思うが常に天然海水を300Lは用意してたから、スキマーの爆発に合わせながら、ジツに6時間以上を要した記憶がある。夜中の出来事なのに完全に朝になった。
しかしながら、この時、白点がマンエンしてたが、コレ一発で消えた。水が完全透明になった翌日に完全に消えた。白点が出易すかった魚すべてがこの日を境にでなくなった。その後も出る事はなかった。
根拠ない荒治療だが試してみてはいかがだろう!?

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天然光で飼育している時はあまり海水の吐き出しはなかった様に思う。。。
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アマモ、ウミヒルモを主体に天然光でシャコガイ飼育してる時は吐き出しの経験がない。
ヒメ、シラナミ、ヒレジャコそれぞれ半年に一度の大量水換え時でも水槽外へ水飛ばす事はなかったように思う。

やっぱちぃ〜っと暗いのかな? でも、この種の岩付きで、完全に岩に入ってるヤツが蛍光灯飼育時にブ厚い岩を割ってグングン成長した事がある。。。

やや大きめシャコガイが好きなのはナンカ、、シャイだから。
どこに目があるのだろうか? 調べた事もないが馴れないうちは人の気配感じるとシュ〜っと閉じる。すこ〜しづつゆ〜くり近づき、パッと見るとシュッと閉じる。

ダルマさんが転んだ〜ゲームが出来るのだ(笑。

ウ〜〜ム、ボクはアホかな?
・・・気のせいかな?
でも、出来るのだ(笑。
ま、いつもシャコガイとは楽しめているから
天然光が無理な今、万全を期して水槽を便所に置いた。

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