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2012年9月27日 (木)

記憶の片隅 

久しぶりにマリンアクアリスト買った。
「60cm水槽物語」って特集。実例集が少なく寂しい内容ながら、
リアリティある日本のマリンアクアリウム状況というかコレがヘビーユーザー層でもあり、近年の業界を支えた規格水槽なんだから定期的に続けて欲しい特集でもある。

し・か・し昔は隅から隅の広告まで目を通したのに歳と共に雑誌を見る気力が出ない・・・。
そこでボクの非常に曖昧な時系列備忘録として60cm水槽というか小型水槽の記憶をヒモ解いてみた・・・

EXPO70大阪万博の帰りー、阪神百貨店で諫早湾のムツゴロウが売っていた。残り3匹しかいなくて、3匹とも買った。もう最後だからって干潟の泥と石(珊瑚)も水槽ごとつけてくれた。今から考えると丸ごとの梱包がラクかも知れない・・・。
ボクのマリンアクアリウムはここから始まる。金魚のブクブク入れエアレーションのみ・・・当時こんなの多かった。自転車にのって海水汲みに励むが元々無謀な為、短命に終わる。でも数ヶ月は保った事を考えると、偶然ながらのマッドシステムに近いものだったように思える??

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その後、家にあった金魚用の茶ゴムのステンレス枠ガラス水槽でエアリフト濾過の時代ー小さなカワハギ、ウミウシ、ハゼ、ダンゴイカ・・・等。無論、短命・・・。
地元高島屋ではフエヤッコ、コバルトスズメなど普通では買えない金額で売っていた。確かワニが¥3800-、フエヤッコが¥3800以上していたような記憶がある・・・ワニの方が安い?・・黄色い海水魚は超セレブな魚だとこの時ー擦り込まれる。淡水では見られない黄色い魚を求めるのはこの時からかも・・・

その後、ニッソーが透明シリコンゴムで接着された激オシャレな60cm水槽を販売ー。
今は猛烈に安モンに見える(笑
アクリル水槽は超高級品として憧れの存在に・・・
とそんな頃、日本式水槽の象徴ー、上部濾過が登場!!
これは独特な形状の揚水ポンプの功績がデカイ。
このポンプの登場により日本のアクアリウムを引っ張った偉大な功績があると思う。
アクリル水槽+上部濾過コンビを組むと、もう本気の証!?

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して、80年代突入ー!!

家の近所にフィッシュワールドといふ、昭和30年代から海水魚一筋という硬派な店を発見!!
憧れの紅海モンの乱舞とその飼育術に舞い上がる

ここのオリジナル60cm水槽は不思議かつ究極だった。高効率な底面濾過に背面。何も付けず、また付けない方が状態よく飼えた。常に天然海水の交換によっての恵みによるものでシステム的には完結していたと思う。
このシステムに殺菌灯つけると状態落ちた。取り外して水換えするそれだけで状態あがった。
つまり定期的な天然海水の換水こそ最も状態よく飼うコツだとわかった。

ニッソーがスティングレーって曲げガラス透明シリコン接着の60cm水槽を販売ー。
たぶん、コレが売れまくった為、[60cm水槽]って規格言語が完全固定されたと思われる。
一応海水対応していた為、コレを使った海水システムも普及。
もちろん買った。この時、サザナミヤッコとピカソトリガーを入れていたと思う。
本当のマイフェイバリットはこの魚かもしれない。

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この頃、アメリカよりヤッコ、チョウの種別毎の生餌が輸入される。ジツは友人のアニキが輸入元。
んな事知らなかった・・・。
OFシステムも知り・・・踏み込んでいけない世界に・・・。

妙に水槽とか上部濾過槽とかレイシーのPなど不思議に貰えるようになってきた・・・
レイシーのP425、450など、RMDシリーズなどのウスミドリ色のポンプがナツカシイ。
メンテ要らずのタフさだった。

スポーツメーカー大手の仕事をするのにゴルフ用具を買いに行くが、同じ価格でダイビングセット一式と同じ価格だったので、予定変更でダイバーになってしまった(汗。

90年代突入ー!!

サンダースキマーが普及・・・60cmにはピコが定番装置に。大型には外付けの大筒タイプ。オゾナイザーも繋ぐ。つまりスキマーってよりオゾンミキサー。

ダイバーになって観光雑誌、パンフなど主に串本のお仕事優先する(笑。

海の中で見るヤッコはカイメンを食べている・・・
大型ヤッコは自分のカイメンテリトリーをモッテル事をシル。
餌にはこの成分、触感が要ると思う・・・が乾燥餌ではむずかしいのかな?

60cmナンテ楽しめないと思った矢先、串本ダイビングパークにあった60cm水槽見て衝撃を受ける・・・
何の改造もしない素っ気ない60cm上部濾過セットに、目の前の海の砂を敷き上部濾過槽に入れ、目の前の海水を入れ、目の前の石を入れ、たまたま取れたウズマキを元気に泳がせていた。その海側の利を活かした簡素で気楽な飼い方が記憶の擦り込まれた。こんなカンタンでよかったのだ・・・

しかし家の水槽はいよいよ拍車がかかり、部屋の4辺すべて水槽に・・・・
花博のLPS水槽がドライ式だったのを見てドライ濾過を試していく。
1800ウェット・アンド・ドライ・・スキマーの騒音って、モーターと落下水の音・・・たまに自問自答するが、増えつつある海水魚店行くと買ってしまう病に陥った(汗。
ライトはオデッサブルーにPG2にトルーライト。

*トルーライトって今、調べたら、ハンガリー生産になり、フルスペクトルランプ蛍光灯という商品名に変わってた。色にこだわる職業の蛍光灯はこれに換えるべきだと思う。

ニッソーのルームメイト発売ー。60cmの半分だがオシャレに見えるからヒットしたと思う。
1個購入ー、たぶんこの頃水槽保有数マックス・・・

TMA誌で衝撃的なワイキキアクアリウムのベルリン水槽の紹介ー。
濾過はセラミックロ材一握りだけというものだった。ロ材の感覚ではないとの事の記事・・・。
この辺りからターンズのパワースキマーによるベルリンシステムの幕開けー。

スキマーってサンダー社で普及しターンズにより方式のアイデアが練られるようになったと思う。

デュプラの本によりライブロックとHQI(メタハラ)が必須アイテムに!!
これが、ドライ濾過とスキマーを併用したシステム紹介した為、いわゆる日本式ベルリンが出来たんじゃないだろうか???
LRとメタハラ、Caリアクター必須導入という近代マリンアクアリウムには革命的な本だった。
たまたま出て来た・・・ボロボロ・・・よ〜持ってたモンだ・・・

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ライブロックを「生きてる石」っと訳しているのがイイなぁ。

ライブロック投入後、生体入れるまでの時系列が紹介されているが、ただの珊瑚岩に見える・・・
レイアウトも大胆というかLPS中心に飼う基本的な並べ方が逆に新鮮に見える。
この本の後、アメリカの雑誌でトンガ産LR、フィジー産LR、ライブサンドが紹介されだし、極上LRはどういったものか紹介された。

この頃、CP-ファームがオープン。
凄まじいライブロックがFAXオーダーで手に入るようになった。
未だにこの初期のライブロックのグレードは忘れられない。
同時期ソルトアンドシーといふコピー製本の同人誌が現われ勢いあった。と思ふ。
この頃は紅海産のチョウチョウウオを永く飼う事ばかりを考えてた。
オレンジフェイス、アラビアン、ラクーン、レッドバック、ゴールデンなどなど、
今,思い出してもなぜ飼ってたか???だが、高級魚に属する魚を飼う満足感だったのかも知れない・・・
でも、人に馴れ難いチョウチョウウオだが泳ぎの巧みさがよ〜わかった。

この頃よりHQIの本数もサイズにより相当要る事が解り、水槽を処分していく・・・

ここで水槽まとめ、短期間だと思い、生体を中大型水槽1本にまとめたバーリートゥ水槽の時に濾過ナシでの水流だけで、むしろ状態よく飼える事がわかった。

90cm水槽をマズ外に出し、天然光×水流飼育。

阪神大震災・・・・

大型水槽やる気ゼロになる

が、毎年、オキナワ行く機会が増え、再びアクアリウム熱あがる・・・

確か、この辺でマリンアクアリストが創刊された。

当時ボクもスキだったロイヤルグラマが表紙だった。当時でもそれほど珍しい魚でもなく普通っちゃ普通だけど当たり前をステキに魅せるいいデザインだった。

最初は小型から・・・また気がつけば大型になっていた。
大型水槽が安定し、メンテする頃になると、昔見たダイビングパークのお気楽60cm水槽を思い出す。
たぶんボク自身はこの趣味は追求していく思考はまったくなく、
ホドホドにセーブしていくスタンスが心地よく楽しめる・・・事を悟った
もう乱舞水槽からデカ個体一匹飼いになっていた。

職業換え、引っ越しに伴いキープ困難な大型水槽はたたむ・・・

アメリカ行く機会が増え、器具の充実度、安さを見て何度かアクアリウム熱上昇、
大型水槽の野望が芽生える毎に自分の生活の中でのアクアリウムのスタンスを自問自答し(汗、現在の小型水槽に落ち着いてる。
良質の天然海水に恵まれ、流通網に恵まれるも狭い日本には60cmはピタッとハマったバンザイサイズなのである。

写真は毎月ポリプが増えるウィスカーズの今月画像。
さらに赤い朱色のクマドリカエルアンコウをネット通販で見つけ即、購入。
送って貰ったら黒のイロイザリだった・・・オチ。
いや〜マイッタ。
ネット通販ってこういう事だったのネ・・・、学習、学習。

 

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60cm規格水槽(エアリフト厚砂底面濾過)_」カテゴリの記事

コメント

カーリー2号 yoshioさん:こんばんわー

いやぁ・・大変読み応えのある記事でした。大変奥深いキャリアをお持ちですね。

カーリーさん(そう呼んでいいのかしらん?)の小型水槽って・・綺麗なんだけど
その独特な綺麗さはどこからくるものかと考えていたんです。
その綺麗さは提灯記事誌などが販売用に人工的に強制的に作り上げた綺麗さでなく、なにか海の中を知り尽くしてその中の一角を小型水槽に取り込んだような感覚の美しさと思いました。(よくあるじゃないですか?それを批判するようなスタンスでないんですけれど、極美ミドリイシをこれでもか!と並べた水槽。あれなどは美しいけど私はそそられませんわ。)

やはりカーリーさんのキャリアなんですね。小型ばかりされていたわけでなくて大型もずっと経験され、ダイバーの経験もされたところのキャリアだったんですね。道理で綺麗なはずだと敬服しました。


>大型水槽の野望が芽生える毎に自分の生活の中でのアクアリウムのスタンスを自問>自答し(汗、現在の小型水槽に落ち着いてる。

その自問の回答が自然の一角の極美水槽というのは究極ですよ。
シャコ貝や海藻やハギ類やウミウシなどが共存する独特な水槽は稀有な存在です。

これからもそのような水槽を私も目指したいと思います。

おおっ、よしひろさん、コメントありがとうございます。
休止期間が多い薄ペラキャリアなので新しいシステムにはついていけません(汗。
単に記憶をなぞりながら、気楽に日本の利を活かした小型水槽を目指そうと思ったのが復帰!?のキッカケです。
すべては串本マリンパークでのお気楽水槽が頭から離れなかったってトコでしょうか。

大変お褒めに預かり恐縮してしまいます・・・海の一角ナンテとんでもなく、単にスキなもんだけ置いただけなんです(汗。
そしてSPSは昔、技術的、経済的にもカンタンに諦めた経緯もあります。
ン〜なんていうか、出張滞在永い時はオキナワ4週間だったり、サイパン月/2回行ったりでミドリイシ見る事は多く・・・もういいかなって思っちゃいました。たぶん、それほどスキではなかったんでしょう。

単純に水槽メインにシャコガイをドンッっと置くスタイルはワイキキアクアリウムに影響されたからだと思います(汗。 
チケット売り場〜カウンター水槽、etc・・・ほとんどがそんな感じだったと思います。


カーリー2号さん初めまして…

懐かしい話に涙がちょちょ切れます‼
僕も昔は専門誌、隅から隅迄(広告も)何度も読み返していました。
最近は買ってもぱらぱらっとです(気力が‥(>_<))
昔は情報が少なかった分、情熱があった様な…?
生体はCPファーム、器材は激安通販の先駆けアクロポラ、器具屋。
今は通販ですぐ手に入っちゃう‥替わりに近くのショップは閉店しちゃう(@_@)
いろいろ変ってしまいました…
また、昔話も時々お願い致します(^-^)。

benopaさま

はじめまして。
個人の大雑把なアクア時系列でしたが
懐かしい話に涙がちょちょ切れます‼っと云って頂き長文書いた甲斐ありました(汗
ありがとうございます。

先程、ブログ見せていただき、工作技術、ノウハウに魅とれました。
大体、ABS樹脂版を使いこなすあたり、工業模型工房/デザインの出身では?っと思ってしまいました。
間違いなくブログ徘徊ルートが増えました。なんかアル中が立ち飲み屋よって家に帰るみたいですがこの趣味、中毒になりますね(笑。

エイジさんも家電修理/クレーム係など皆さん、なるほどなの経歴お持ちですし、
それぞれの方々がご自分に合った楽しみ方をされてるんだなぁ〜っとつくづく思いました。

よろしくどうぞ。

カーリー2号さん、今晩は。

やっと、ざっとブログ全体読ませて頂きました…
既存のやり方にとらわれて無くて…とても面白いです〜(^-^)‼

昨年「1.023Worldオリジナル太陽光ブレンド」買われたんですか?
もしかして7W?……3個中2個、すぐに買っちゃたの僕なんです‼
今のLED照明器、これも使って作っているんです…
テナックス(溶解型接着剤)ってどこで入手出来るのでしょうか、ググってもわからないんですが⁇

もし、宜ろしければ相互リンクお願い出来ますでしょうか…m(__)m

benopaさま

いや〜、既に既存というか、天然海水も手に入り易く、おまけに特定したプランクトンまで手に入る状況ならソコに頼ろうとした考えではありますが、昔、コレで飼えてたよな?・・・みたいな水槽をしているだけです。
付いて行けないのもありますね(笑。

私もザッと見せていただきました。
太陽光ブレンドの記事もあり、、同じく驚きました。
3個中の1個はココです(笑。
水槽復活させて、たまたまイロイロなサイトを見てみたらヒットしました。
たぶん、夜更け?明け方の注文だったと思います。
その時にメールでイロイロなやりとりさせていただき、ブランクの穴埋めが出来ました(汗。

テナックスは既に会社はありません(汗
イリノイ州中探しまわってようやく摑んだ情報でヤメましたとのお返事・・・(汗
ジツは私が直輸入してました(汗!!
エバーグリーンのプラ材にこの上なく愛用され、日本のスケールモデルの模型ライターの要望で入れていました。

今はマイクロ・マークのプロフェッショナルプラスチックウェルダーがその性能そのものとなってます。
http://horizing.ocnk.net/
非常にスッキリ接着できます。

分子結合のテックボンドなども超オススメで瞬間でありながら、1年保証です。

あと、融着工法のダイヤモンドツールは通常工作他、ライブロック、サンゴの改造、造型、切断にも威力を発揮します。

リンク大歓迎です。3日前に憶えたばかりで、忘れないうちに貼っておきます(笑。

よろしくどうぞ


カーリー2号さん
いろいろ有り難うございます…これからもよろしくお願い致します。

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